|
HOME(美白化粧品の裏側) >美白化粧品ついに誕生!
■美白化粧品ついに誕生!
5.ヒトボランティア試験(2)
いよいよ、ヒトのシミの改善効果を調べる試験です。この試験は皮膚科医に協力を依頼し、効果の判定も皮膚科医に行ってもらいます。それと共に、色彩色差計などを使ったより客観的な試験も行います。
ヒトのシミ改善試験で有効性が認められればついに美白化粧品の誕生です!もちろんこの段階であまり効果が認められないという事もあります。ここまで辿り着くのは何千という候補素材の内、数個ぐらいの確率だと思います。
医薬品並みとは言いませんが、ゼロから有効成分を探すとなると、かなりの年数とコストがかかります。”当たり”の確率を少しでも上げるために、各社、最新の技術を導入したり、新しい評価法を開発したり、開発戦略を練るという努力を行っています。
■終わりに…
ここでは美白化粧品の開発をわかりやすくご紹介するために、開発のプロセスに沿ってご紹介しました。しかし実際の開発では、開発時間を短縮するために、各プロセスが重なり合いながら進行していきます。
また、ここでご紹介した開発プロセスは、大手の化粧品会社が自社オリジナル美白素材を開発する際のものです。全ての美白化粧品、医薬部外品がこのように開発されている訳ではありません。
美白化粧品の開発には各社様々な戦略があります。エキスとして活用するのか、有効成分を同定するのか、候補物質を外部の企業や大学から導入するのか、それとも、既に効果が明らかになっている素材を使うのか…。そして化粧品として販売するのか、医薬部外品として販売するのか…。
現在販売されている化粧品、医薬部外品、特にその会社のオリジナル成分が配合されているものは、その開発の裏に様々なドラマがあると思います。そうした事に注意を向けながら、または、想いを馳せながら、化粧品や医薬部外品を見てみると、また違った面白さがあるのではないでしょうか。
≫美白化粧品は本当に効果があるのか?
|