美白化粧品の基礎知識
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■SPFとPA SPFとPAは、どちらもサンスクリーン剤の性能を表すものです。SPFはSun Protection Factorの略で、UVBに対する防御効果を表しています。一方、PAは(protection grade of UVA)の略で、UVAに対する防御効果を表しています。 ≪SPF≫ SPFの値は、SPF10、SPF20のように表示されます。数字が大きいほど紫外線Bの防御力が高くなります。SPFの値は次の式で求められます。 (サンスクリーン剤塗布部位のMED/サンスクリーン剤無塗布部位のMED) MEDという言葉は一般の方にはあまりなじみの無い言葉かもしれません。MEDはminimum erythema doseの頭文字を取ったもので、日本語では最小紅斑量と呼ばれています。MEDは、紫外線Bを浴びて皮膚が赤くなる必要最小の紫外線Bの量を指します。MEDの値は人によって違います。日に焼けやすい人、焼けにくい人がいますよね。 少し話が難しくなってきたのでSPF10のサンスクリーン剤を例に考えてみましょう。例えば、太陽の光を10分間浴びると皮膚が赤くなる人がいるとします。この人がSPF10のサンスクリーン剤を塗布すると、10倍の100分間太陽の光を浴びるとようやく皮膚が赤くなります。 以前は化粧品会社の間で、どれだけ高いSPF値の製品を作るかという競争が行われていました。しかし、SPF50以上のものは、実際的な意味をあまり持たない事から、SPF50以上の製品は全てSPF50+と表示するようになりました。 ≪PA≫ PAの値は、+、++、+++の3段階で示されます。+が多いほど紫外線Aの防御力が高くなります。PAの値は次のように意味づけられています。 PA+:UVA防止効果がある PAの値は、太陽光(UVA)を浴びて2-4時間後に皮膚がほのかに黒くなる(即時黒化)最小の時間(量)を基に算出されています。PA+は2~4倍、PA++は4~8倍、PA+++は8倍以上伸びる計算です。 SPFは国際的に用いられていますが、PAは日本独自の表示になっています。
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