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■ 色素増殖の仕組み解明 花王など 情報伝達物質が作用

以下、FujiSankei Business i. 2008/4/16 より引用です。

花王ビューティケア研究センターと千葉大学放射線医学総合研究所連携大学院は共同で、皮膚のシミの原因となるメラニン色素を生成する細胞・メラノサイトの増殖、減少といったライフサイクルが情報伝達物質によりコントロールされていることを発見した。美白技術や皮膚疾患の解析につながる可能性がある。

花王はこれまで、メラニン色素の生成メカニズムなど美白研究を行ってきた。千葉大学放射線医学総合研究所連携大学院・広部知久教授は、メラノサイトを純粋培養する技術を確立、皮膚により近い条件で情報伝達物質の影響を評価することが可能になった。

その結果、情報伝達物質の中でも、血管収縮物質として発見された情報伝達物質「エンドセリン」と幹細胞増殖因子と呼ばれる情報伝達物質「SCF」によって、メラノサイトの増殖が促進されることが分かった。培養液からエンドセリンとSCFを除くと、メラノサイトが減少する。

花王は「新しい美白剤などのスキンケア商品の開発に応用する」(花王)としている。研究成果は第5回国際研究皮膚科学会(5月14~17日、京都市)で発表する。

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